鎌倉市 T様邸 戸建て全面改装工事

◇古民家を再生しアトリエに

<リフォーム前>

ご主人のご実家は鎌倉市の緑豊かな大地にあり、新築に建て替えることはできないためリフォームをしてセカンドハウスとして使用したいとご希望いただきました。
長い間不在にしていたため床が抜け落ちているところもありました。建物の強度や断熱性を向上し、アトリエとして再生しました。
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電気は通っていますが、床が朽ちてしまい、水廻りも使用できる状態ではありませんでした。

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室内は収納を部屋の中心に、南面にLDk、寝室を兼ねた納戸そして水廻りを北面に配置しました。

 

y1<施工中>
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屋根の勾配を変更するため、垂木や野地板を取替、しっかり下地を組みます。
防水材アスファルトルーフィングを張りました。t.h.sekou_co2

 

床下の土面には床下防湿シートを全面に貼り、一から床組みをしています。
床、壁、天井には断熱材をしっかりと入れ込み、ペアガラスの樹脂枠サッシで外気温に左右されにくい住まいへと仕上げています。

 

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<リフォーム後>

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外壁は既存の羽目板の上に防水紙、風合いの良いラワン羽目板を貼り、塗装を施しました。

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傷んでいた外部も改修後モノトーンでまとめてモダンな雰囲気となりました。
リビングに面した南面一面にテラスを増設し、お洗濯物を干すだけでなく、木々に囲まれた癒しの空間としてご利用いただけます。

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外壁は羽目板の木目の風合いを楽しめるキシラデコールで塗装をしました。キシラデコールは木材の内部に浸透し、内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮します。黒く光沢のあるエボニー色を採用しました。
現しの垂木のブラックと、軒天のホワイトのコントラストが楽しめる仕上がりとなっています。
屋根は既存の瓦を撤去し屋根の勾配を整え、アスファルトルーフィングで防水し、ガリバリウム鋼板の屋根材で仕上げました。

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南面にリビングダイニングで20畳を超える空間を造り、大きなキャンバスを置いてもゆったりできるLDKを実現しました。

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お部屋の中心に書棚やクローゼット、物入れを配置し、収納を中心にパブリックスペースと水廻りのスペースに分けています。
玄関ドアを開けるとアイキャッチとなるニッチを設け、また来客者にキッチンを見せない工夫をしています。

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キッチンはIHコンロで軽くお料理できるようコンパクトなものにしました。
ダイニングテーブルを置かなくてもお食事できるように、キッチンの対面にカウンターを取り付けています。

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リビングには書棚、裏面にクローゼットや物入れを配置しています。
画材の収納場所として、廊下の上部に小屋根裏収納もあり、十分な収納スペースを確保しました。

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浴室換気乾燥機付き1坪システムバスルームや、節水型トイレ、ミラーキャビネット付き洗面化粧台など、水廻りも充実な仕様となっています。

季節の移ろいが感じられるセカンドハウスに仕上がり、お客様にはお喜びいただきました。

 

【商品】キッチン:LIXIL Tio、システムバス:Panasonic オフローラ、洗面化粧台:Panasonic シーライン
トイレ:LIXIL アメージュZ、床材・建具:Panasonic、サッシ:LIXIL デュオPG、クロス:リリカラ

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